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LIVE REPORT 2007.9.15 杉ちゃん&鉄平 電クラツアー2007

吊革、グラサン、踏切警笛。
つけ耳、遮断機、電車のミニチュア…。

これらは一体なんでしょう?
少なくとも、クラシック演奏会にはまったく関係のない品々です。
いや、クラシックに限らず音楽ライブに遮断機とか警笛とか、普通はあり得ません。

しかし、それが必要なのが、杉鉄さんのライブ。
これらのアイテムが違和感なく溶け込むユーモアと遊び心に溢れ、
それでいて本格的なクラシック演奏も味わえるステージなのです。

リハーサル。
入念にピアノとヴァイオリンのサウンドチェックを行う杉鉄さんのお二人。
そして、それと同様に(それ以上に?)小道具のチェックにも余念がありませんでした。
(特に遮断機の上げ下げのタイミングとか…)
もちろん、どちらも遊びのない真剣な眼差しです。

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開場して驚いたのは、ご家族連れがとても多かった事。
確かに電車とか乗り物って、お子さん…特に男の子は大好きですよね。
なぜかライブホールに設置されているつり革や警笛に興味津々です。

そして"乗車アナウンス"とともにいよいよ開演。
お子様にはやや難しいクラシックも、杉鉄さんの手にかかればピアノ演奏がいつのまにか刑事ドラマになっていたり、バイオリンが乗物のクラクションに早替わりしたり…。
「あっ!」という驚きと無垢な笑顔が、客席のそこかしこに見られました。
もちろんお二人の技量が織り成す正統なクラシック演奏もたっぷりと聞かせます。
大人のお客様は、目を閉じてその音色に聞き入っていました。
演奏が止まり、さざなみのように起きる大きな拍手は、クラシック演奏会場のそれです。

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硬軟自在、客席が笑いと静寂に交互に包まれるお二人のステージは、まさに“クラシックを遊ぶ音楽実験室”。
KOO’ONの白と木を基調とした柔らかい内装とも相まって、とてもアットホームな雰囲気のクラシック演奏会となりました。
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